2017.06.02
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森ノオト「季節の花あしらい」掲載中

横浜市青葉区を拠点に活動している「森ノオト」

 

主に30代〜40代の女性がライターとなり、
エコな視点から、子育て、環境、飲食店情報、エネルギー、イベント活動など
さまざまな地域密着型の情報を、発信しているwebメディアです。

 

カバー地域は横浜市を中心に、都筑区、緑区、
近隣の東京都町田市、世田谷区、川崎市麻生区、高津区、宮前区など広範囲。

 

しかし特にここの地域だけ、というわけではなく、
在籍するライターさんの住む近所だったり、気になっている人、場所、コト、モノなど
自分たちで発掘、発見、取材していきます。

 

私も4年前にライター講座に参加し、
現在はライターとしていくつか記事を書いております!

 

そして今回『季節の花あしらい』特集として
チューリップに続き、アジサイをテーマに書かせて頂く機会を頂きました。

 

キレイな写真で終わってしまうのではなく、
家で簡単にできる、何かしら取り入れることができるような
花あしらいを心がけ生けました。器もチェックして頂きたいポイントです!

 

ぜひご覧くださいませ。

 

 

今回、1種類の花と向き合うことで、師匠の花生けのことを思い出しました。
彼女だったらどうするだろう、どういけるだろう、なんて言うだろう。
ずっとそう思いながら生けていたように思います。

 

沢山の花を使えば、オシャレな花材を使えば、素敵に見えます。
でもそれではセンスと技術があるとは言えません。

 

そのことは、私の師匠が生ける花を見て学んだことです。

 

えっこの花だけで!?
えっ組み合わせで?!
という状況でも、師匠の花生けは素晴らしいものになるのです。

 

まだ、アシスタント間もない頃、都内の料理店に生け込みにいった時の話、
センスよい小さな焼き物の一輪挿しに
小花たちを生けはじめた姿を後ろから見ていたのですが、
その姿に鳥肌がたったのを今でも思い出します。
まるで魔法がかかったかのように、
凛とした姿の花が花器の中に生まれてくるのです。

 

あの境地に行き着くのは、
それはもう数えきれないくらい花にふれ、花と語った人にしか
できない技なのだと思います。

 

見逃してしまいそうな花の魅力を、本当に沢山教えてくれました。

 

私の心には、いつも師匠の生ける花があります。

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